LCC-v5とLCC-v0の再現

LCC-v5

Method Mean Med. Tri-m.(trimmed mean) B-25 W-25 95-P 99-P Max
LCC-v5(論文) 2.12 1.24 **** 1.46 0.33 **** 5.39 7.14 **** 12.19 16.52
LCC-v5(自作) 2.3163 1.8897 1.9079 0.8890 4.6283 6.1509 9.0583 9.1319

test lossは0.0013です。

Pred (r, g, b) True (r, g, b) 角度誤差
(0.2149, 0.4522, 0.3329) (0.2055, 0.4502, 0.3443) 1.411°
(0.2102, 0.4492, 0.3406) (0.2036, 0.4471, 0.3494) 1.059°
(0.2205, 0.4554, 0.3240) (0.2059, 0.4506, 0.3436) 2.363°

LCC-v5は、ほぼ再現できたと思います。

わずかに乖離しているのは、論文にかかれていないデータ分割やドロップアウト率、データの前処理の違いがあると思います。

LCC-v0

Method Mean Med. Tri-m.(trimmed mean) B-25 W-25 95-P 99-P Max
LCC-v0(論文) 3.28 2.53 2.72 0.92 6.80 8.68 11.49 15.3
LCC-v0(自作) 4.9460 3.8775 4.6502 1.6084 10.6666 11.7399 18.0314 20.6053

test lossは0.0382です。

Pred (r, g, b) True (r, g, b) 角度誤差
(0.2942, 0.4662, 0.2396) (0.1925, 0.4448, 0.3628) 15.349°
(0.2194, 0.4579, 0.3227) (0.1971, 0.4462, 0.3567) 4.013°
(0.3507, 0.4644, 0.1849) (0.4333, 0.4602, 0.1065) 10.072°

LCC-v0の精度は、Meanで1.7°程離れていて、改善の余地があります

LCC-v0はあまり、論文に書かれていないところが多い。

オプティマイザーの設定、1996年ごろならSGDを使っていると思いました。

しかし論文から推測するにAdamを使っていると思われます。

オプティマイザーをSGDとAdamで2つとも行ってみましたが、両方とも1°以上差がありました。

補足、Adamを使用したこのモデルは過学習傾向があります。それは、ハイパーパラメータなど、ResNetのCNNにあわしているので、過学習になっている可能性があります。

その辺を含めて、元論文など調査予定です。(https://www.academia.edu/21705974/Learning_color_constancy)